弁護士インタビュー / アソシエイト弁護士
松下知輝弁護士 (69期)
説明会などの場で、アソシエイト弁護士が案件で工夫している点を具体的に話しているのを聞いて、「早い段階から自分の案件として胸を張れるぐらい主体的な関与ができているのだな。」と思いました。また、アソシエイト弁護士が、パートナー弁護士を交えて冗談を言って談笑している様子を見て、自由な雰囲気の中で仕事ができているのだろうとも感じました。
そのような主体的かつ自由な環境の中であればやり甲斐をもって仕事に取り組めるだろうと思い入所を決めました。入所してから2年半程経ちますが、当時抱いた印象は間違いではなかったと実感しています。
1年目、2年目はとにかく色々な分野を経験したいという思いがあったので、その旨パートナー弁護士に伝えたところ、紛争案件、M&A、倒産案件など幅広に配点してもらえました。
2年目の途中頃に、特に労働法を中心に深めたいと思いましたので、改めてパートナー弁護士に伝えたところ、それからはよく「労働法興味あるなら一緒にやろう」と声を掛けられ、相当数の労働法関連案件を配点してもらっています。
3年目である現在は、時期にもよりますが、労働法関連業務を中心に、紛争解決、M&Aにも取り組んでいます。
当然ながらプロフェッショナルとして仕事を全うしていることが前提になりますが、基本的には勤務時間や働き方については自主性に委ねられています。私の場合は、早めに帰って頭を切り替えたいとき、考えがまとまって一気に書面を書き上げたいとき等々、場面によって働き方を変えていますが、業務量が過多になることは滅多にありません。事務所外での研究会に参加したり、ジムで汗を流したりして心身ともにリフレッシュした上で、仕事に取り組めています。
大型案件や倒産案件、緊急性の高い案件に取り組む場合は、一時的に仕事量が増えることはありますが、そのような場合は、パートナー弁護士が業務量を把握した上で調整してくれるので、慢性的に業務過多になったことはないです。
1年目から一人のプロフェッショナルとして扱われるので、主体的に案件に関与でき、非常に早い段階から仕事のやり甲斐を感じることができると思います。その分、証人尋問や相手方との交渉など緊張する場面も多いですが、経験豊かなパートナー弁護士と協議を重ね、徹底的に議論しますので、自信をもって臨むことができます。そのような緊張する場面を乗り越え、経験を積み重ねることで、日々成長できる環境であると思います。
引き続き、労働法関連業務を中心に経験を積み、深めたいと思います。
その一方で、現時点で自分の業務分野を意識的に限定する必要はないとも考えております。事務所には様々な種類の案件があり、その道のエキスパートであるパートナー弁護士もいます。経験を積むのには最高の環境ですので、新しい分野の案件にも積極的に関与し、先輩弁護士と取り組みながら、業務分野の幅を広げていきたいと思います。そして、最終的には、一つのトピックを多角的かつ深く分析し、適切なアドバイスができる弁護士になりたいと考えております。