弁護士インタビュー / アソシエイト弁護士
星野光帆弁護士 (68期)
多くのことに挑戦できる環境があると考えたからです。当事務所では多種多様な案件を担当し豊富なノウハウを有している弁護士が集まっており、案件ごとに適切なチームを作ってクライアントによりよいサービスを提供できるよう対応しています。私は、当事務所のように弁護士1年目から幅広い分野を経験でき、所内の多くの弁護士と一緒に仕事ができる環境をとても魅力的に感じました。また、当事務所は、個人の考えが尊重されており、個人事件の受任や、委員会活動、所外の研究会への参加も自由で、自分のキャリアを自由に描くことができることも、入所を決めた理由の一つです。
入所当初から希望があった知的財産、訴訟・紛争解決を中心に経験を積んでいます。著作権(出版物、システム、ゲーム等)、商標権、不正競争防止法(商品形態模倣、営業秘密等)、個人情報保護法、フランチャイズ・ライセンス契約、業務提携(特に、ライセンス・業務提携の相手方は外国企業)、関税法に基づく輸入差止、刑事告訴(従業員による営業秘密漏えい)等の業務分野、紛争解決では通常訴訟以外にも労働審判、強制執行、調停(株式買取請求)を担当し、その他にも、株主総会事務局、倒産処理、M&A(日本法人のアジア子会社も担当しています)、資金調達(株式発行)等、幅広い案件を担当しています。
非常に活発な事務所であると感じました。私が入所したばかりの頃、弁護士全員が参加する月に1度ある全体会議で、(想像以上に)若手弁護士が積極的に自分の意見を発言していて驚いたことを覚えています。案件、事務所運営に、弁護士1年目から主体的に関わることができる(関わることを求められている)と聞いてはいましたが、まさに若手の頃から1人の専門家として扱われており、クライアントの利益のために徹底的に議論できる雰囲気があることは素晴らしいことだと思いました。
私は、弁護士になる前、女性としてのキャリア形成、私生活とのバランスをとても不安に思っていましたが、今はやり方次第で両立できると考えています。責任のある仕事に挑戦しようと思うほど当然、仕事の負担は増えるわけですが、夫とも家事を上手く分担して(夫にもとても感謝しています)、仕事と私生活のバランスをとっています。稼働状況については、パートナーの先生がいつも気にかけて下さっているので、アソシエイトはそれぞれ忙しいとき率直にその旨を伝えて適切に仕事を配分して頂いています。
クライアント(会社)のプロダクト・サービス保護のため、従業員待遇や資金調達スキームといった観点からもアドバイスが出来る弁護士になりたいと考えています。その一つの手段として、アメリカに留学をし、知的財産と交渉スキルを学び、また、他の国の弁護士や、IT企業の関係者の交流会等もあれば積極的に参加して人脈を広げて、弁護士業務に役立てたいです。